TECTURE MAGに「狭間の清籟」が掲載されました


 
 
昭和40年代に開発された横浜の古い分譲地の一画に「狭間の清籟」は計画された。
40代の夫婦二人の住まいである。
周辺環境を考慮し街に溶け込みながら、内部に新しい風景を創出することを最大の目的とした住宅である。
二つのコアに挟まれるように生まれた中庭は、プライバシーを確保しながら、内外の境目を曖昧にする開放性の高い空間となった。
また、すべての動線が中庭を中心に回っており、場所を少し移動しただけで全く違う景色が展開される。
夫婦それぞれがお気に入りの場所、場面を見つけられるような日常が生まれる空間となった。
建物の狭間に佇むみ空を見上げると、柔らかい風がゆっくりと頬を通り抜ける。
 
▼狭間の清籟_TECTURE MAG
 

狭間の清籟 / sside architects