ウチソトノウチ

3つのカタチが絡み合い
複雑な内と外の境界が交差する
奥行のある空間が家族を包み込む

ウチソトノウチ

計画地域:千葉県印西市
Location : Inzai,Chiba,Japan
主要用途:一戸建ての住宅
Principal use : Residence
主要構造:木造
Structure : Wooden
敷地面積:285.54㎡
Site area
延床面積:112.99㎡
Total floor area
撮影:上條泰山
Photographer:Taizan Kamijo

担当:糸井裕構、飯泉洋紀
Design team:Hironari Itoi,Hiroki Iizumi

この住宅は千葉の閑静な住宅地に40代の夫婦のために計画された。
シンプルに3つの箱を土地の形状に逆らわずに配置した。自然に配置したカタチのままに交差させ、余白となった敷地を内部に取り込む計画となっている。
建物の内部から外部へ、外部から内部へと様々な目的が交差し、奥行ある境界が生まれた。外に居るようで内にいる。
まるで公園にいるかのうような開放感につつまれながら暮らす事をコンセプトとした。
さらに外部空間を居室の一部としてとらえ、内と外の境界線をより曖昧にしている。
複数の居場所が分散しながら絡み合い、家族の多様な活動を包み込む。