だんだんとだんだんの家

坂道に寄り添い佇まう
異なる軸でずらした箱
生まれた隙から光が舞い込む

だんだんとだんだんの家

計画地域:神奈川県横浜市
Location : Yokohama,Kanagawa,Japan
主要用途:一戸建ての住宅
Principal use : Residence
主要構造:木造
Structure : Wooden
敷地面積:139.52㎡
Site area
延床面積:112.59㎡
Total floor area
撮影:上條泰山
Photographer:Taizan Kamijo

担当:篠原智一、飯泉洋紀
Design team:Tomokazu Shinohara,Hiroki Iizumi

坂道となっている道路に面する斜めに切り取られた土地に計画された一戸建ての住宅。
斜めの敷地に逆らわないように、まず横にだんだんと建物を配置していった。そして、坂道の勾配にも逆らわないように、縦にだんだんと建物の高さを計画している。
前面道路の1F部分には騒音への配慮として開口部を設けていないが、横にだんだんと縦にだんだんと配置することで生じたギャップからさまざまな光を内部に取り込むことができる。
横のだんだんと縦のだんだんを組み合わせた住宅は、プライバシーに配慮しながらさまざまな光が楽しめる住宅になった。