SHS

重なり合う階段の層が
ハレとケを明確に分かつ
意識は空へと解放されていく

SHS

計画地域:愛知県名古屋市
Location : Nagoya,Aichi,Japan
主要用途:一戸建ての住宅
Principal use : Residence
主要構造:木造(SE構法)
Structure : Wooden
敷地面積:74.65㎡
Site area
延床面積:139.00㎡
Total floor area
撮影:車田保
Photographer:Tamotsu Kurumada

担当:篠原智一
Design team:Tomokazu Shinohara

周辺の建替などによる環境変化からの影響を少なくするために、外部には閉ざした形状とした。
そのうえで建物の中心に相互に階段を配置し、スキップフロアの6層を繋ぐ吹抜けとして計画している。
この空間により、閉ざされた住宅内部にも光が降り注ぐこととなる。
また、階段の側壁をレイヤーとして定義した。
プライベートとセミパブリックを明確に意識付け、レイヤーの裏側でパーソナルスペースを確保しながら、開放的な住空間を生み出している。
建物中央の階段と吹抜けにより繋がりを持った、住宅内のセミパブリックスペースは、内部でありながらオープンな場となり、コミュニケーションの促進のためにも機能することとなった。